かつお本枯節
かつお本枯節(ほんかれぶし)は、手間ひまかけてかつお節の表面にカビ付けした高級かつお節です。
食品スーパーでよく見かける削られた花かつおの多くは、燻製後に20日程度熟成させた「かつお荒節」で、かつお本枯節は、3から5ヶ月という長い月日をかけて熟成させたものになります。
カビ付けすることで、脂肪分が分解され、魚臭さが消えて上品な風味になるのが特徴です。
カビ付けの階数が多いほど、かつお節の水分が抜けて、より旨味が強くなります。
脂肪分や水分が抜けて枯れた状態にしたことから「枯節」と呼ばれています。
濁りのない澄んだ琥珀色のだしスープは見た目の美しさもお楽しみいただけます。